『かながわの景勝50選』 箱根の石碑巡り本日第2弾、 『駒ケ岳』
このロープウェイに乗って行くだけで、頂上まで簡単に行けます。
かつては、駒ケ岳山頂には、スノーランドとかケーブルカーの山頂駅とかがあったらしいのですが、今はすべて撤去され広場になっています。 本来の駒ケ岳山頂の姿に近づいて来ていて好感が持てます。 日本の観光地によくある事だけど、幼稚で安直で欲の固まりのような観光施設を造るより、自然な姿を見せた方が、よっぽど感動すると思います!
世界の先進国に笑われている幼稚な日本の国立公園制度を早く改善してもらいたいものです。
駒ケ岳山頂への唯一の交通手段は、この駒ケ岳ロープウェイ(往復1050円)。 若い頃から箱根には何度も来てるのに、このロープウェイに乗った記憶がない!
という事は駒ヶ岳に登った事がない? という事は初体験?
むむむ・・・ 『かながわの景勝50選』 は、奥が深い!!
余談ですが、搭乗口で幼稚な記念撮影を強要されるので、素直に断りましょう。
7分後に頂上駅に到着! 宇宙的な青空に浮かぶ、ロープウェイの頂上駅は、まるで宇宙基地!
芦ノ湖を一望!
箱根駒ヶ岳は、箱根山主峰神山(1427m)、冠ヶ岳(1412m)に次いで3番目に高い山(1357m)。
駒ケ岳は、冠ヶ岳、上下二子山、台ヶ岳と同じ溶岩ドームです。
40万年前は、箱根の山々は、今の富士山よりも大きなひとつの成層火山でした。 それが大爆発を起こし、その時に出来た外輪山が、明神ヶ岳、明星ヶ岳、火打石ヶ岳、芦ノ湖の対岸の三国山。 そして、20万年前にそのカルデラ火口にまた火山ができ、その火山が8万年前にまた大爆発を起こし、その時の外輪山が、早雲山、湯坂山、浅間山、鷹巣山、屏風山。
そうです! 首都圏の一大観光地である箱根は二重の外輪山をもつ火山です!! そして、今でも活動しているんです!!!
芦ノ湖越しに駿河湾も一望!!
石碑ゲット~! 頂上駅を降りてぐるっと見渡せば見つかります。
三角点も探したけど見つからずに時間切れ。
この階段を登ってさらに上へ行ってみます。
箱根神社元宮も、この宇宙的な青空だと威厳が増しますね。
若干、雲がありますが、見事な富士山を拝めました!
この富士山が大爆発を起こして、現在の箱根のような姿にならない事を心の底から祈ります。
詳しく知りたい人は、
「トライアンフで行くかながわの景勝50選石碑の旅」でどうぞ